2015年10月7日水曜日

ITILファンデーション試験攻略法

ITサービスマネジメント部開発の大久保と申します。
初投稿の今回は、ITILを理解するための勉強方法に主眼を置いて説明を致します。

近年のITの現場では、ITILフレームワークを導入して業務改善を目指す活動が広がりつつあります。
しかしながら、「ITILという言葉自体はよく聞くけど、調べてみても分かりづらい」というお声も少なくはありません。

私は、ITILのファンデーション資格の対象範囲レベルであれば、10~20時間ほどの勉強時間でも十分であると思っています。
むしろ、新入社員研修の時点で教育を行い、会社全体でITILの活用を実践することも、そこまで難易度が高いことではないと考えています。
以下に、私が入社1ヶ月目でITILファンデーション(Foundation)資格を取得したまでの流れをご紹介します。


■1.勉強方法の調査
「みんなの受験記」という、IT関連資格(IPAやベンダ資格など)の勉強方法や合格体験などを投稿するサイトがあります。
http://jukenki.com

投稿された受験記を参考にすることで、勉強期間はどれぐらいか、業務経験は何年か、どのような参考書やWebサイトが役に立ったのかなどが分かります。
全体を通してみると、ITILファンデーションを1週間勉強しただけで合格された方や、入社数年目あるいは業務経験なしで合格された方も多くいらっしゃるようです。
また、参考書とWebサイトについては以下を使われている方が多く、私もこの3つを基に勉強を進めました。

(1)IT Service Management教科書 ITIL ファンデーション シラバス2011 (EXAMPRESS)


(2)ITIL V3 試験対策問題 全280問


(3)無料de試験:ITIL V3 Foundation試験
http://tokyo.cloudapp.net/shiken/itilV3Top.htm

■2.勉強と問題演習の反復
まずは(1)の参考書を読み、1章を読み終わるごとに(2)の問題集を解く、という流れを繰り返しました。
1週目は1日1章も進められないほどのペースでしたが、反復するたびに理解度が上がり、最終的には3週間で参考書と問題集を4週できました。
また、通勤時間などの隙間時間には(3)のサイトにある150問の問題を解いていました。

■3.試験予約と試験当日
ITILファンデーションの受験は、EXINのサイトより申し込みができます。
http://it.prometric-jp.com/testlist/exin

祝日および年末年始を除く全ての日に受験ができますが、予約受付期限は試験の3営業日前であるためご注意ください。
試験会場(テストセンター)が全国にあり、自分で選択できるのは地味に嬉しいところです。(IPAでは遠方になる場合があるので・・・)

試験はパソコンと仕切り壁が並んだ部屋で行われます。
60分の制限時間で40問の問題が出されますが、合格ラインは65%であるため26問に合格する必要があります。
考える時間は十分にありますので、全問を解き終えた後にもしっかりと見直しをすることが大切です。

試験結果は、終了ボタンを押すとすぐにポップアップより表示されます。
おかげさまで、無事に一発合格できました。受験料約2万円というプレッシャーからの開放感が爽快でした。

受付に戻ると、その場で採点表がもらえます。
試験の見直しはできませんが、自分の理解が浅い部分が採点表から分かります。
認定証は後日に配送されます。

■おすすめ
ITILファンデーション資格は独学でも取得可能ですが、全社的にITILを推進したい場合はセミナーを受けるという手段もあります。
・ITIL®ファンデーション 資格対策講座
http://www.bspsol.com/seminar/foundation_2011edition.html

用語ごとに意味を確認したい場合に活用できます。
・ITIL用語集
http://www.unirita.co.jp/products/lmis/itil_terms.html

最近読んだ本ですが、ITILによる業務改善をストーリー仕立てで理解できる良書です。
・新人ガール ITIL使って業務プロセス改善します!


■最後に
ITILは知識として留めず、活用して初めて意義があります。
ITILファンデーションの取得後には、試験で学んだことを意識して、日々の業務の改善に役立ててはいかがでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿